花言葉は「もの思い」というのだそうです。
江戸時代にオランダからやってきた頃には、人面草とか遊蝶花ともいわれていたそうで、確かに表情のあるお花です。
パンジー。三色すみれ。顔にも見えるし蝶にも見える。
フランス語で「考える」という「パンセ」という言葉が由来といわれていて、笑っている顔ではなく考えている顔というのが、なんとなくわかる気もします。わたしにはかわいいワンちゃんの顔に見えるのだけど、どうですか。
花束にしにくい花だなといつも思っていました。
ケーキにのせて食べたりゼリーに入れたりとそんな楽しみ方もある花ですが、なにしろ花の大きさに比べてそれを支える茎が細くて短い。だから首を傾け、それがまた考える顔に見えるのですね。
じつは先日、山下公園で紫のパンジーが印象的に植えられていて、とても素敵だったのです。我が家にもパンジーをと思い、早速苗を見に行ったのだけれど、いろいろな種類や色があってびっくり。しばらく悩んだ末に黄色の花を選びました。しかも今まで選んだことのないような昔ながらの大輪のパンジー。どうしてこう最近は昔ながらをチョイスしてしまうのでしょうか。それについては、こんどゆっくり考えることにして・・・
PANSY
なんだか親近感のある名前。庭に少しづつ増えて行く予定です。
登茂子